そういう風に出来たら良かったよね

もう一度君にプロポーズ、を見ています

育てのお父さんがご病気になって
病名は出てこなかったけど
余命宣告をされて
自宅療養をすることに…

息子は毎日仕事を定時で上がらせてもらい
実家から職場に通う日々になったんだけど

薬を飲むときに
息子がそばにいて
寝るときに息子と川の時になって寝て
朝は息子にいってらっしゃい、と言う。
休みの日は少しお出かけしたりしてさ。

そんなシーンが続いて
涙が出てきてしまった。

私もそんな風に出来たら良かった

ドラマ的には何気ないシーンで
泣くようなシーンじゃないんだけどね

つい、母と重ねてしまってさ。

母は実家でひとり、抗がん剤治療を続けた
子供はみんな、県外に出ちゃったし
子供はみんな、お母さんは一人で生きていける人
そう思っていたから
病気になってからもなぜか大丈夫だと思ってた

確かに母は強い人だった、
だけど、こんな大病になって
不安だっただろうな。怖かっただろうな
副作用、辛かっただろうな。

そんなことを今更また感じてしまって
泣いてしまいますね

ドラマのように
私がお母さんに今夜の分のお薬を渡して
白湯を入れて、田和いもない話をして
何となく時間になったらおやすみーって寝る

そんな風に出来たら良かった
6月からそんな生活が出来ると思っていたのに
5月に亡くなっちゃった。

動き出すのが遅すぎた、
お母さん、そばにいれなくてごめんね、
きっと喧嘩が多い生活になってたかもしれないけど

なにもせずに過ぎた後悔は大きい
ごめんね